看護師国家試験とは

看護師国家試験は、看護師として必要な基礎知識に加え、臨床現場で求められる判断力や実践力を総合的に確認するための国家資格試験です。
厚生労働省が実施しており、看護師養成課程を修了、または修了見込みの方が受験できます。
試験は毎年2月に全国一斉で行われ、すべてマークシート方式で実施されます。

看護師国家試験日程について

第115回看護師国家試験は、以下の日程で実施予定です。
直前になって慌てないよう、事前にスケジュールをしっかり確認しておきましょう。

<第115回看護師国家試験>

試験日:令和8年(2026年)2月15日(日)
試験場所:北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
試験科目:人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、地域・在宅看護論、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学及び看護の統合と実践
受験願書の配布:令和7年10月中旬以降
提出期間令和7年11月7日(金)〜11月28日(金)
受験票の交付:令和8年1月中旬 発送予定
合格発表:令和8年(2026年)3月24日(火)午後2時

試験の構成と合格基準

看護師国家試験は、必修問題・一般問題・状況設定問題の3つで構成されています。
合格するためには、必修問題で定められた基準点を満たすことに加え、一般問題と状況設定問題の合計得点でも基準を超える必要があります。
いずれか一方でも基準に達しない場合、不合格となるため、バランスの取れた対策が欠かせません。
特に必修問題は足切りがあるため、確実な得点力が求められます。

合格のボーダーラインとは?

看護師国家試験合格ボーダーライン-1必修問題
看護師国家試験合格ボーダーライン-一般問題・状況設定問題
看護師国家試験合格ボーダーライン-合格

看護師国家試験の合格ボーダーラインは、
①必修問題
②一般問題・状況設定問題
の2つに分けて設定されています。
この①と②の両方で基準点を満たした場合のみ、国家試験合格となります。

必修問題のボーダーライン
必修問題の合格基準点は、厚生労働省によって正答率80%以上と明確に定められています。必修問題は全50問で構成されており、40問以上正答することが必要です。
内容は基礎的な問題が中心ですが、基準点が事前に決められているため、1問のミスが合否に直結します。模擬試験などでも常に40点以上を安定して取れる状態を目標に、日々の学習を積み重ねることが重要です。

一般問題・状況設定問題のボーダーライン
一方、一般問題と状況設定問題の合格基準点は、毎年の試験難易度に応じて変動します。過去の試験では、合格に必要な得点率はおおよそ6割前後で推移しており、年度によって差があります。
ただし、確実に合格を目指すためには、得点率70%以上を目標に学習計画を立てることが望ましいといえます。特に状況設定問題では、単なる暗記ではなく、複数の知識を組み合わせて判断する力が求められます。

近年の出題傾向と難易度

近年の看護師国家試験では、単なる知識の暗記だけでは対応できない問題が増えています。
特に状況設定問題では、臨床現場を想定した事例をもとに、根拠を踏まえて判断する力が重視されています。
複数の分野の知識を組み合わせて考える問題も多く、出題文を正確に読み取り、優先順位を考える力が合否を左右する傾向にあります。

試験に向けた準備や心得

国家試験対策は、早めに全体像を把握し、計画的に進めることが重要です。
学校の授業や実習と並行しながら過去問を中心に学習を進め、理解が不十分な分野は早めに補強していきましょう。
忙しいから後でまとめてやるのではなく、日々の積み重ねが合格につながります。

大切なのは、闇雲に問題数をこなすことではありません。
一問一問、なぜその答えになるのかを理解しながら知識を積み重ねることが重要です。
苦手分野を後回しにせず、早期に対策することで得点の安定につながります。
日本看護アカデミーでは、生徒一人ひとりの現状に合わせた無駄のない指導で、確実な合格を目指します。