看護国試の勉強が続かない人へ|…
看護師国家試験の苦手科目を克服するには?原因別に見直す勉強法
看護師国家試験の苦手科目を克服するには、間違えた問題を「知識不足」「理解不足」「混同」「読み取り」「判断・応用」に分け、原因に合った復習を行うことが大切です。勉強時間を増やす前に、どこでつまずいているのかを確認しましょう。
「解剖生理の問題になると、手が止まってしまう」
「薬の名前を覚えても、問題では選べない」
「苦手分野を何度も復習しているのに、模試の点数が変わらない」
看護師国家試験の勉強で、このような悩みを抱えていませんか。
苦手科目を克服するために大切なのは、やみくもに勉強時間を増やすことではありません。まずは、知識が足りないのか、仕組みを理解できていないのか、それとも問題文から必要な情報を拾えていないのかを分けて考えることです。
同じ「分からない」でも、原因が違えば、役立つ勉強法も変わります。
この記事では、看護師国家試験の苦手科目を克服するために、間違い方の整理、原因別の勉強法、科目別の取り組み方、過去問・模試の復習方法を紹介します。苦手なところをすべて一度に解決しようとせず、今日から変えられることを見つけていきましょう。
看護師国家試験の苦手科目は「科目名」より「つまずき方」で整理する
看護師国家試験の苦手克服は、「成人看護学が苦手」と大きく捉えるのではなく、「どのテーマで、なぜ間違えるのか」まで分けることから始めましょう。
たとえば、同じ成人看護学の問題で失点していても、次のように原因は異なります。
- 臓器の働きが曖昧で、病態を理解できていない
- 疾患名と症状は覚えたものの、症状が出る理由を説明できない
- 治療や検査の知識はあるが、必要な看護につなげられない
- 問題文の時期や条件を読み落としている
- 二つの選択肢に絞った後、判断する根拠が分からない
「成人看護学を最初から全部やり直そう」と考えると、復習範囲が広くなり、取りかかりにくくなります。一方、「呼吸器の病態と観察項目のつながりを確認する」まで絞れば、次に開くページや解く問題が具体的になります。
厚生労働省の看護師国家試験出題基準でも、基礎的な知識に加え、知識を応用する力や状況を判断する力を評価する考え方が示されています。用語を知っていることと、事例に合わせて使えることは、分けて確認したいポイントです。出典:厚生労働省「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」
苦手科目という大きなラベルを、原因という小さな単位に置き換える。それが、勉強を立て直す第一歩です。
「苦手分野」を今日取り組める大きさに分ける
学習範囲は、「科目→テーマ→できないこと→今日の課題」の順に絞ると、着手しやすくなります。
たとえば、次のように分けてみましょう。
| 大きな悩み | テーマへの分解 | 今日の課題の例 |
|---|---|---|
| 解剖生理が苦手 | 循環の仕組みが曖昧 | 血液の流れを図で説明する |
| 薬理が苦手 | 似た分類の薬を混同する | 問題で間違えた二つの分類を比較する |
| 小児看護が苦手 | 発達段階を取り違える | 間違えた問題に関係する時期の特徴を確認する |
| 状況設定問題が苦手 | 問題文の情報を整理できない | 一つの事例から時期・状態・希望を抜き出す |
| 法規が苦手 | 制度の対象者が混ざる | 二つの制度の対象者と実施主体を並べる |
「今日は薬理を頑張る」よりも、「間違えた薬の分類と観察項目を説明する」と決めたほうが、終わりの基準も明確になります。
最初に決めるのは、長い勉強時間ではなく、取り組む課題の大きさです。
苦手科目を克服する前に、間違えた問題を五つに分類しよう
誤答の分析では、点数だけでなく「解答するときに何が起きたか」を記録します。正解した問題でも、根拠が曖昧だったものは復習の対象にしましょう。
まずは、直近の模試や過去問から、間違えた問題と迷った問題を取り出してみてください。最初からすべてを整理する必要はありません。10問程度から始めても構いません。
| 間違い方 | 解答時の状態 | 最初に見直すこと |
|---|---|---|
| 知識不足型 | 用語や基本事項を知らなかった | 教科書・参考書で必要な基礎を確認する |
| 理解不足型 | 用語は知っているが、理由を説明できない | 正常な働きと病態のつながりを整理する |
| 混同型 | 似た疾患・薬・制度を取り違えた | 共通点と違いを同じ項目で比較する |
| 読み取り型 | 否定表現、時期、対象者などを見落とした | 設問と条件を確認する手順を決める |
| 判断・応用型 | 知識はあるが、事例に合う選択肢を選べない | 患者の状態と選択肢の適合性を検討する |
この分類は、自分を評価するためのものではなく、復習方法を選ぶための道具です。一つの問題に複数の原因があっても問題ありません。
「知らなかった」で片づけず、「選択肢の言葉は分かったが、違いを説明できなかった」と書ければ、復習で取り組むべきことが見えてきます。
正解した問題も「根拠あり」と「偶然」に分ける
正答数だけでは、理解の安定性までは分かりません。正解した問題についても、どの程度の確信で選んだかを確認しましょう。
問題演習の際に、次のような印を付ける方法があります。
- ○:根拠を説明して正解できた
- △:迷った、または消去法で正解したが説明が曖昧
- ×:間違えた
△は「できた問題」として片づけず、復習候補に残します。ただし、消去法そのものが悪いわけではありません。選択肢を除外した理由を説明できるなら、その判断も確認できています。
反対に、「見たことがあるから」「なんとなく聞き覚えがあるから」という理由で選んだ問題は、正解していても基礎の確認が必要かもしれません。
原因別に見直す、看護師国家試験の勉強法
苦手科目の勉強法は、知識不足なら基礎確認、混同なら比較、読み落としなら解答手順の見直しというように、原因に合わせて変えましょう。
知識不足型は「全部読む」より、問題に必要な基礎へ戻る
知らない用語が原因の場合は、解説だけで済ませず、教科書や参考書でその用語の意味と周辺の基本事項を確認します。
ただし、一問分からなかったからといって、毎回その科目を最初から読み直す必要はありません。まずは、次の三つを確認しましょう。
- 問題で扱われている用語は何か
- その用語は、どの臓器・機能・看護と関係しているか
- 正解を選ぶために必要な基本事項は何か
復習後は、教材を閉じて「これは何を意味するのか」を自分の言葉で説明してみてください。説明できない部分があれば、そこだけ戻って確認します。
読むことに加え、何も見ずに思い出す練習を取り入れる方法は、想起練習と呼ばれます。学習内容の保持を支える方法として紹介されています。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
理解不足型は「正常な働き→変化→症状→看護」をつなぐ
病態が苦手な場合は、疾患の特徴だけを暗記するのではなく、正常な身体の働きから順番に整理しましょう。
学習用のメモは、次の流れで作ると確認しやすくなります。
正常ではどのように働くか
→どこに、どのような変化が起きるか
→その結果、どのような症状や検査所見につながるか
→何を観察し、どのような援助を考えるか
最初から詳しい関連図を完成させる必要はありません。矢印のつながりを、短い言葉で説明することを目標にしましょう。
「この観察が必要なのはなぜか」と問い直したときに答えられない場合は、看護の手順だけでなく、その前提となる身体の働きに戻ってみてください。
混同型は、似ている内容を同じ項目で比べる
似た知識を取り違える場合は、一つずつ別々に覚え直すより、判断に必要な違いを並べて確認してみましょう。
比較する項目は、内容に応じて選びます。
- 疾患:原因、主な症状、検査、治療、観察項目
- 薬:分類、作用、主な副作用、観察項目
- 制度:対象者、実施主体、利用条件、支援内容
- 発達:時期、できること、生活上の特徴、援助の視点
比較表は、教科書を丸ごと写すためのものではありません。「自分はどこを取り違えたのか」が分かる分量に絞りましょう。
復習の最後には、「この二つを見分ける手がかりは何か」を一文で書くと、問題を解くときの判断軸を確認できます。
読み取り型は、注意力より解答手順を見直す
読み落としによる失点は、「次は気をつける」と考えるだけでなく、毎回確認する項目を決めて対策しましょう。
たとえば、次の順番で読んでみます。
- 設問で何を求められているか確認する
- 「適切」「適切でない」などの指定を確認する
- 対象者、時期、場所などの条件を押さえる
- 各選択肢を条件に照らして検討する
線を引く場合も、文章全体ではなく、判断を左右する言葉に絞ります。
また、復習時には「否定表現を見落とした」「退院後の問題なのに入院中の対応を選んだ」など、実際の読み落としを残してください。同じ種類のミスが続いているかを確認しやすくなります。
判断・応用型は、選択肢が「この場面に合うか」を説明する
二つの選択肢で迷う場合は、一般的に正しい行動かどうかだけでなく、問題文の状況に適しているかを検討しましょう。
状況設定問題の復習では、次の問いを使ってみてください。
- この設問は、何を判断させようとしているか
- 患者の状態や希望を示す情報はどこにあるか
- 選んだ対応は、その状態や時期に合っているか
- 別の選択肢は、どの条件なら適切になりそうか
「この行動は間違っていない」というだけでは、正解とは限りません。設問が求める目的に合っているかまで確認することが大切です。
厚生労働省の出題基準では、状況設定問題について、教育で培われた状況判断や実践能力を問う必要性が示されています。用語の暗記と、事例に即して考える練習を組み合わせましょう。出典:厚生労働省「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」
暗記できないときは「覚える量・思い出し方・確認時期」を見直す
「看護国試の内容を暗記できない」と感じるときは、覚え方だけでなく、一度に扱う量と、復習の方法を確認しましょう。
まずは、自分がどの状態に近いかを考えてみてください。
| 困っている状態 | 試したい見直し |
|---|---|
| 覚える内容が多く、どこから始めるか分からない | 一回の学習範囲を一つのテーマに絞る |
| 読んでいると分かるが、閉じると答えられない | 短い問いを作り、何も見ずに答える |
| 用語は出てくるが、意味が曖昧 | 定義と具体例を一緒に説明する |
| 覚えた直後は答えられるが、後日忘れる | 別の日に確認する予定を入れる |
| 似た内容ばかり取り違える | 比較表で区別する手がかりを確認する |
たとえば、薬理なら「薬剤名・作用・副作用・観察項目」を一度に大量に詰め込むのではなく、間違えた問題に関係する分類から整理します。
その後、「この分類は何のために使われるか」「どのような変化を観察するか」と問いを作り、教材を閉じて答えてみましょう。
何も見ずに思い出す練習と、時間を空けた復習を組み合わせる考え方は、学習内容の保持を支える方法として紹介されています。ただし、取り組めば必ず国試の点数が上がると保証するものではなく、理解や問題演習と併せて使うことが大切です。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
科目・分野別に考える、苦手克服の取り組み方
科目別の復習では、すべてを同じ覚え方にせず、その分野で何を理解・比較・判断する必要があるかに合わせて学び方を選びましょう。以下は、復習の組み立て方の例です。
解剖生理が苦手なら、名称と働きをセットにする
解剖生理の復習では、「名前を答えられるか」に加えて、「どこにあり、何をしているか」を確認しましょう。
図を見ながら臓器や組織の名称を確認したら、教材を閉じて、位置や働きを簡単に説明してみます。きれいな図を描くことより、矢印や短い言葉で関係を示すことを優先してください。
疾患の問題でつまずいたときも、正常な働きのどこが分からないかを探します。解剖生理を国試の他分野と切り離さず、病態を理解するための土台として復習していきましょう。
薬理が苦手なら、薬の名前だけを独立して覚えない
薬理の復習では、「分類・作用・副作用・観察項目」を一組にして整理しましょう。
薬剤名だけを並べたノートでは、何のために使う薬なのか、何に注意する必要があるのかを確認しにくくなります。まずは、問題で扱われた薬がどの分類に属するのかを押さえ、作用と観察のつながりを確認してください。
学習用には、次のような空欄を使えます。
| 確認項目 | 記入する内容 |
|---|---|
| 分類 | どの薬のグループか |
| 主な作用 | 身体にどのような変化をもたらすか |
| 使用目的 | 何を改善・予防するために使うか |
| 主な副作用 | どのような変化に注意するか |
| 看護の視点 | 何を観察・確認するか |
個々の薬の情報は、使用している教科書や最新の信頼できる資料で確認しましょう。
母性・小児が苦手なら、時期や発達段階を軸に整理する
母性看護学・小児看護学では、知識を「いつのことか」と結びつけて整理する方法を試してみましょう。
たとえば、母性では妊娠期・分娩期・産褥期、小児では年齢や発達段階を軸に、身体的特徴、生活、必要な援助を並べていきます。
問題を間違えたら、知識そのものを知らなかったのか、別の時期の知識を当てはめたのかを区別してください。後者であれば、用語の暗記を増やすより、時期ごとの違いを確認する復習が課題になります。
精神看護が苦手なら、対応の目的と患者の状態を確認する
精神看護の事例問題では、言葉かけや援助を定型文として覚えるだけでなく、「どのような状態に対する、何を目的とした対応か」を考えましょう。
選択肢を見て「優しそうな言い方だから」と判断した場合は、問題文のどの情報に合っているのかまで確認します。
患者の訴え、行動、生活への影響、周囲との関係などを整理し、その設問で問われている対応を検討してください。一つの言い方を、どの場面でも正解になるものとして覚えないことが大切です。
法規・制度・統計が苦手なら、役割と適用時点を分けて確認する
法規や制度は、名称だけでなく「誰を対象に、誰が、何を行うか」を整理しましょう。統計や制度の変更に関わる内容は、資料の時点も確認します。
数字や制度名を取り違える場合は、次の項目でメモを作ってみてください。
- 対象となる人
- 実施する主体
- 支援や規定の内容
- 数値が表しているもの
- 資料の年度・適用時点
古い過去問を使う際は、当時の解答をそのまま覚えるのではなく、教材の改訂情報や公的な最新資料で変更の有無を確認しましょう。
看護国試の状況設定問題は、情報を整理してから選択肢を比べる
状況設定問題の解き方を見直すときは、文章の長さに圧倒されず、「何を問われているか」「判断に必要な条件は何か」を整理するところから始めましょう。
練習時は、問題文を次の四つの項目に分けてみてください。
| 整理する項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 設問 | 観察、援助、説明、連携など、何を選ぶ問題か |
| 時期・場面 | 入院時、治療中、術後、退院前、在宅療養中など |
| 対象者の状態 | 症状、検査所見、生活動作、理解の程度など |
| 希望・生活背景 | 本人の意向、家族、住環境、利用できる支援など |
すべての情報を長く書き出す必要はありません。最初は短いメモで整理し、慣れてきたら問題文の中で確認できるようにしていきます。
選択肢を比較する際は、「正しい知識か」に加えて、「この対象者の、この時点の設問に合うか」を確かめましょう。
なお、「急性期なら必ずこの選択肢」「患者の希望が書かれていれば必ずそれを優先」といった一律の解法にはしないでください。状況設定問題では、事例の条件を踏まえた判断が問われるため、個別の設問に沿って検討する必要があります。出典:厚生労働省「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」
過去問の復習は「正解したか」だけで終わらせない
看護国試の過去問は、正答数を増やすためだけでなく、知識の穴と判断の癖を見つけるために使いましょう。解答の根拠を説明できるかが、復習の確認点です。
同じ問題を繰り返すと、内容を理解する前に答えの番号や文章を覚えることがあります。そのため、二周目以降は正解した事実だけで復習を終えず、次の項目を確認してください。
- 正解を選んだ理由を言えるか
- 迷った選択肢が、この問題では適切でない理由を言えるか
- 問われているテーマが分かるか
- 問題文のどの条件が判断に関係しているか
誤答メモは、短くて構いません。
テーマ:退院支援
原因:患者の希望を示す記述を見落とした
確認すること:問題文の希望・生活背景を整理してから選択肢を検討する
次回:同じテーマの別問題で解き方を確認する
ノート作りに時間をかけすぎる場合は、「原因」と「次にすること」の二項目だけでも十分です。
また、復習はその日の一度で終わらせず、間隔を空けて思い出す機会を設けましょう。分散して復習する方法と想起練習を組み合わせることは、学習内容の保持を支える方法として紹介されています。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
翌日、数日後、翌週などに確認する計画を作り、忘れ方や予定に応じて調整してください。この間隔は学習計画の一例であり、全員に共通する最適な日程ではありません。
覚えた問題と、初めて見る類題を分けて使う
同じ問題の解き直しは復習に使い、まだ答えを覚えていない類題は、知識を使えるかの確認に使いましょう。
たとえば、ある疾患の問題を復習したら、別の問題で次の点を確認します。
- 症状の表現が変わっても判断できるか
- 選択肢の並びが違っても根拠を説明できるか
- 同じ知識を、観察や援助の判断に使えるか
- 似た別の疾患や状態と区別できるか
類題で間違えた場合も、最初からやり直しとは限りません。「定義は分かったが、事例への当てはめが難しかった」など、次の課題をさらに細かくできます。
看護国試の勉強をしても点数が伸びないときの確認事項
点数が伸びないときは、勉強時間だけを増やす前に、学習した内容と試験で必要だったことが合っていたかを確認しましょう。
「毎日勉強しているのに変わらない」と感じる場合は、次の表を使って振り返ってみてください。
| 確認したいこと | 見直しの例 |
|---|---|
| 読む・写す学習に偏っていないか | 教材を閉じて説明する時間を入れる |
| 同じ問題の答えを覚えていないか | 未着手の類題で根拠を確認する |
| 苦手の原因と復習方法が合っているか | 読み落としなら知識追加だけでなく解答手順を変える |
| 復習範囲が広すぎないか | 次の一週間で扱うテーマを絞る |
| 苦手科目だけに時間を使っていないか | 他分野の短い確認も予定に残す |
| 一回の模試結果だけで判断していないか | 複数回の結果と問題ごとの根拠を確認する |
点数が変わらなくても、学習内容の一部が改善している場合はあります。たとえば、「以前は用語を知らなかったが、今回は二つの選択肢まで絞れた」のであれば、次に取り組む課題は変わっています。
一方、「解説を読むと分かった気になるが、別の日には説明できない」状態が続くなら、読む量を増やすだけでなく、思い出す機会を設ける方法を検討しましょう。参考:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
結果を急いで教材を次々に変える前に、今の勉強のどの工程が不足しているのかを確認してください。
模試の分析を、翌週の学習計画につなげる方法
模試の分析は、成績表を確認するだけで終わらせず、「何を、どの方法で、いつ復習するか」まで決めることが大切です。
次の順番で整理すると、勉強に結びつけやすくなります。
- 必修問題と一般問題・状況設定問題を分けて確認する
- 間違えた問題と根拠が曖昧な正解を取り出す
- テーマと間違い方を分類する
- 繰り返している失点を探す
- 次週に取り組むテーマを絞る
- 確認する教材と、解き直す日を決める
分析結果は、次のような形で学習計画へ変換できます。
| 模試で分かったこと | 次週の課題 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 呼吸器の病態を説明できない | 正常な働きから病態まで整理する | 教材を閉じて説明し、関連問題を解く |
| 制度の対象者を取り違える | 間違えた制度を比較する | 対象者・実施主体を何も見ずに答える |
| 否定形の設問でミスが続く | 設問確認の手順を固定する | 演習後に読み落としの有無を記録する |
| 状況設定問題で時期を混同する | 事例の時期と状態を整理する | 別の事例でも条件を抜き出す |
模試で示される受験者の正答率は、復習の優先順位を検討する材料の一つです。ただし、それだけで学習内容を決めず、自分の失点原因や、他のテーマとのつながりも確認しましょう。
分析に時間をかけすぎる必要はありません。最初は「次週に変えることを一つ決める」だけでも、模試を受けっぱなしにしないための一歩になります。
必修問題と一般問題・状況設定問題は、苦手の中身を分けて考える
同じテーマで失点していても、基礎知識を答えられない場合と、事例に合わせて使えない場合では、復習の出発点が異なります。
厚生労働省の出題基準では、必修問題は基本的な知識を問うものとして位置づけられ、一般問題・状況設定問題では知識の応用や状況判断を含む評価の考え方が示されています。出典:厚生労働省「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」
学習の見直しでは、次のように整理してみましょう。
- 基礎的な問いに答えられない
→用語、定義、基本事項の理解と想起を確認する - 基礎は答えられるが、一般問題で混同する
→似た知識の違いと、選択肢の根拠を比較する - 知識はあるが、状況設定問題で選べない
→事例の情報整理と、条件に合わせた判断を練習する
「必修が苦手だから暗記だけ」「状況設定が苦手だから長文だけ」と単純に決めるのではなく、実際に間違えた問題を見て必要な対策を選んでください。
苦手科目ばかり勉強しないための優先順位
苦手克服の計画は、苦手の強さだけでなく、基礎への影響、繰り返す失点、試験までの時間を見て決めましょう。得意分野や他の出題領域の確認も残しておきます。
「苦手だから」と一つの科目に時間を使い続けると、他の分野の復習が後回しになってしまいます。計画を立てる際は、次の順番で検討してみてください。
- 基礎的な問題で繰り返し失点しているテーマ
- 複数分野の理解に関係する基礎知識
- 模試や過去問で同じ間違いが続くテーマ
- 学習したものの、根拠が曖昧なテーマ
- 細かな知識を追加するための学習
たとえば、病態と看護の両方で説明できない箇所があるなら、先に正常な身体の働きを確認する計画が考えられます。
一方、基礎的な問題を説明付きで解けるのに、特定の難しい問題だけで失点する場合は、その問題に長時間こだわりすぎていないか見直しましょう。
模試の結果は、科目別正答率だけでなく、出題数と間違い方も確認します。少数の出題から得られた結果だけで、その科目全体を苦手と決めつけないようにしてください。
苦手分野を立て直す一週間の学習計画例
一週間の計画では、テーマを絞り、基礎確認・問題演習・時間を空けた再確認まで組み込みましょう。以下は、勉強の進め方を見直すための一例です。
| 日程 | 取り組むこと | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 誤答・迷った問題を10問程度確認する | 知識不足、混同、読み落としなどに分けられるか |
| 2日目 | 優先する一つのテーマの基礎を確認する | 用語や仕組みを短く説明できるか |
| 3日目 | 同じテーマの問題を解く | 確認した知識を使って選べるか |
| 4日目 | 別分野の演習と、前のテーマの短い復習を行う | 教材を見ずに思い出せるか |
| 5日目 | 関連する事例問題を解く | 問題文の情報と知識を結びつけられるか |
| 6日目 | 間違えた問題と別の類題を解く | 答えの記憶ではなく、根拠で選べるか |
| 7日目 | 一週間の結果を振り返る | 次週に残す課題を具体化できるか |
一週間で科目全体を克服しようとする必要はありません。「正解の理由を説明できる問題が増えた」「読み落としの種類が分かった」といった変化も確認しましょう。
実習や仕事でまとまった時間を取りにくい日は、「昨日の内容を何も見ずに説明する」「誤答一問の根拠だけ確認する」といった短い課題に置き換えます。続かなかった場合は、気合いではなく、課題の量と予定の組み方を見直してください。
実習中は「短い確認」と「まとまった理解」を分ける
実習中の学習計画は、毎日同じ量を求めず、その日に使える時間に合わせて課題の種類を変えましょう。
短い時間には、すでに学んだ内容を思い出す課題を置き、まとまった時間には、新しい仕組みの理解や事例問題の復習を置く方法があります。
| 使える時間・状況 | 課題の例 |
|---|---|
| 数分の空き時間 | 用語の意味を一つ説明する |
| 短い学習時間 | 誤答一問の原因と根拠を確認する |
| 比較的余裕のある日 | 病態の整理と関連問題に取り組む |
| 予定が大きく崩れた日 | 次に取り組むページと問題だけ決める |
移動中などは安全を優先し、学習できる場所と状況を選んでください。疲れが強い日に課題を無理に積み増すのではなく、翌日以降に再配置することも計画調整の一つです。
既卒生・働きながらの受験では、前回の計画をそのまま繰り返さない
既卒生や勤務と両立する受験者は、苦手分野だけでなく、学習が止まりやすかった時期や生活上の制約も振り返りましょう。
計画を作る前に、次の内容を書き出してみてください。
- 前回、繰り返し間違えたテーマ
- 解説を読んでも解決しなかった疑問
- 勉強できなくなった時期と理由
- 現在の勤務・家事・通院などの予定
- 質問や学習相談を利用できる相手
勤務日と休日で同じ学習量を設定する必要はありません。勤務日は短い確認、休日は基礎理解と演習など、現実に続けられる形へ調整しましょう。
前回より長い時間を確保することだけでなく、「同じ失点に対して、今回は何を変えるか」を具体的にすることが大切です。
苦手克服を妨げやすい勉強法も見直そう
勉強に取り組んでいても、課題と合わない方法を続けると、復習が終わらないまま負担だけが増えることがあります。成果を確認しながら、やり方を調整しましょう。
次のような状態になっていないか、点検してみてください。
| 見直したい状態 | 調整の例 |
|---|---|
| 分からないたびに教材を買い足す | 不足している内容と買い足す目的を先に決める |
| ノートをきれいに作ることが中心になる | 作成時間を区切り、説明・演習の時間を残す |
| 苦手科目を最初から最後まで読もうとする | 誤答に関係するテーマから戻る |
| 解説を読んだ直後の正解で完了とする | 別の日や類題でも確認する |
| 予定が一日崩れると計画全体を諦める | 未完了の課題を減らす・移す・分ける |
| 分からないことをすべて暗記不足にする | 理解、混同、読み取り、判断の問題かを分ける |
これらの方法が、いつでも悪いわけではありません。たとえば、全体像をつかむために一通り読む必要がある場合や、情報が古いために教材を更新する必要がある場合もあります。
大切なのは、その方法を選ぶ目的と、終えた後に何ができるようになるかを説明できることです。
苦手科目が改善しているかは、点数以外でも確認する
苦手克服の進み具合は、正答率に加え、説明できる内容、繰り返すミス、類題への対応を見て判断しましょう。
一週間の振り返りには、次のような項目が使えます。
- 以前は答えられなかった用語を、自分の言葉で説明できる
- 正解の理由だけでなく、迷った選択肢を除外した理由も言える
- 同じ読み落としが減っている
- 時間を空けても、要点を思い出せる
- 初めて見る類題でも、同じ知識を使える
- 次に確認すべき課題を具体的に挙げられる
逆に、同じ問題では正解できても、説明や類題への対応が難しい場合は、理解の確認を続けましょう。
記録は、「説明できた」「まだ混同した」「条件を読み落とした」と短く残せば構いません。自分の変化を確認するための記録であり、細かな集計を完成させることが目的ではありません。
自分だけで原因を整理できないときは、学習相談を活用する
解説を読んでも疑問が残る場合や、同じ間違いを繰り返す場合は、学校の先生や講師に解答までの考え方を見てもらうことも選択肢です。
相談するときは、「薬理が苦手です」と伝えるだけでなく、実際の問題と、自分がどのように考えて選んだかを用意しましょう。
- 間違えた問題や模試の結果
- 選んだ選択肢と、その理由
- 解説を読んでも分からなかった箇所
- 普段使っている教材と勉強方法
- 一週間で確保できる学習時間
これらがあると、どこで理解が止まっているのかを具体的に話し合えます。
日本看護アカデミーでは、看護師国家試験対策の完全1対1個別指導と、一人ひとりの理解度・目標・予定に合わせたカリキュラムを案内しています。公式サイトでは、苦手科目だけに絞った対策や、対面・オンラインでの受講についても紹介しています。詳細:日本看護アカデミー公式サイト
独学で原因を整理し、解き直しを続けられている場合は、まずその方法を継続する選択もあります。一方、「何を復習すればよいか分からない」「説明を読んでも理解できない」状態が続くなら、質問できる環境を検討してみましょう。
受講を考える際は、必要な対策範囲、受講頻度、授業外の質問対応、総額を確認し、自分に必要な支援と合っているかを判断してください。
個別指導では「教わる内容」と「自習で行うこと」を確認する
学習相談や個別指導を利用するときは、授業中の説明だけでなく、その後の自習と確認方法まで話し合いましょう。
確認したい内容は、次のとおりです。
- どの問題や資料を使って苦手の原因を整理するか
- 授業で扱うテーマと、自習に回すテーマは何か
- 授業後に取り組む課題はどの程度か
- 解き直しや類題で、どのように理解を確認するか
- 実習や勤務で計画が崩れた場合、どう調整するか
- 授業料以外に必要な費用や利用条件は何か
「分かりやすかった」という感想に加え、自分で説明・解答できるようになったかを確認できると、学習の目的を共有しやすくなります。
看護師国家試験の苦手科目克服に関するよくある質問
苦手科目の対策では、教材を増やす前に、今の復習で何が解決できていないかを確認しましょう。ここでは、勉強の進め方に関する疑問に答えます。
苦手科目は、毎日勉強したほうがよいですか?
毎日長時間取り組むことより、間隔を空けて確認する機会を作りましょう。苦手科目以外の学習時間も確保することが大切です。
毎日取り組む場合は、基礎を理解する日、問題を解く日、短く思い出す日というように内容を分けられます。分散した復習と想起練習は、学習内容を保持するための方法として紹介されています。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
過去問を何周すれば、苦手科目を克服できますか?
必要な周回数は一律には決められません。回数ではなく、根拠を説明できるか、別の問題でも学んだ知識を使えるかを確認しましょう。
同じ問題で正解しても、答えを覚えているだけかもしれません。選択肢の理由を説明する、類題を解く、時間を空けて確認するといった方法で、理解の状態を見直してください。
解剖生理が苦手な場合は、最初から全部やり直すべきですか?
まずは、間違えた問題に関係する臓器や機能から戻りましょう。広い範囲で説明が難しいと分かった場合に、基礎全体の復習計画を検討します。
たとえば、一つの臓器の働きから整理し、関連する疾患の問題に戻ってみます。これを繰り返すと、部分的な確認で進められるのか、まとまった復習が必要なのかを判断しやすくなります。
ノートを作っているのに点数が伸びないのはなぜですか?
ノートを完成させることと、何も見ずに答えられることが、別の課題になっている可能性があります。
まとめた後はノートを閉じて説明し、問題で使えるかを確認してください。思い出す練習を学習に組み込む方法として、想起練習が紹介されています。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
状況設定問題だけ苦手な場合、知識を増やせば解けるようになりますか?
知識の確認に加え、問題文の情報を整理し、その状況に合う対応を選ぶ練習も必要です。
知識不足なのか、時期や条件の読み落としなのか、選択肢を比較する基準が曖昧なのかを分けましょう。状況設定問題は、出題基準でも状況判断や実践能力を問うものとして位置づけられています。出典:厚生労働省「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」
試験直前でも、苦手科目に取り組むべきですか?
直前期は、苦手科目の全範囲を完成させようとするより、基礎的な失点や繰り返す間違いを優先して確認しましょう。
新しい教材を増やす前に、これまで間違えた問題と、根拠が曖昧な問題を整理します。残り時間に対して復習範囲が広すぎる場合は、学校の先生や講師と優先順位を確認する方法もあります。
苦手科目だけ個別指導を受けることはできますか?
日本看護アカデミーは、苦手分野に絞った学習プランに対応すると公式サイトで案内しています。詳細:日本看護アカデミー公式サイト
相談時には、科目名だけでなく、解けなかった問題や模試の結果を共有しましょう。必要な授業内容や回数、費用は、現在の理解度と受講条件に合わせて確認してください。
苦手科目が多すぎて、何から始めればよいか分かりません
最初は科目を一つ選ぶより、直近の誤答を少数取り出し、繰り返している原因を探しましょう。
複数科目にまたがっていても、「正常な身体の働きが曖昧」「制度の対象者を取り違える」など、共通する課題が見つかる場合があります。次の一週間で扱う課題を一つか二つに絞り、終わったら再評価してください。
看護国試の内容を暗記できないとき、書いて覚えるべきですか?
書く方法を使っても構いませんが、書き写した量だけで学習を終えないようにしましょう。
書いた後に教材を閉じ、意味や違いを答えてみてください。思い出す練習は、学習内容の保持を支える方法として紹介されています。書くことは、その確認に必要な範囲で取り入れるとよいでしょう。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
勉強した直後は答えられるのに、翌週には忘れています
復習直後だけでなく、時間を空けて確認する機会を計画に入れましょう。
忘れた箇所は、答えを確認した後でもう一度説明し、別の日に再確認します。分散した復習と想起練習を組み合わせる考え方が参考になりますが、確認間隔は学習量や予定に合わせて調整してください。出典:Mathematics Hub「Spaced, interleaved and retrieval practice」
薬理は、すべての薬剤名を覚えてから問題を解くべきですか?
すべてを覚え終えるまで演習を待つのではなく、学んだ分類から問題で確認する方法を検討しましょう。
問題で不足が分かったら、分類・作用・主な副作用・観察項目に戻ります。覚える範囲を無制限に広げるのではなく、使用する教材や出題基準を確認しながら学習範囲を整理してください。
問題集では解けるのに、模試では点数が取れません
問題集の答えを覚えている可能性と、模試での読み取り・時間配分などの問題を分けて確認しましょう。
まずは模試で間違えた問題を、時間をかければ根拠付きで解けるか確認します。それでも難しい場合は知識や理解へ戻り、解ける場合は解答時の手順や時間の使い方を振り返ってください。
模試の科目別正答率が低ければ、その科目を最優先にすべきですか?
科目別正答率は参考になりますが、それだけで優先順位を決めないようにしましょう。
出題数、問題の内容、自分の間違い方を確認します。少数の出題による低い正答率と、基礎的な問題で繰り返し失点している状態は、分けて考える必要があります。
過去問の復習に時間がかかり、予定どおり進みません
一問ごとの復習範囲を広げすぎていないか確認し、「この問題を解くために必要なこと」を先に決めましょう。
最初は、用語の意味、正解の理由、迷った選択肢との違いに絞ります。関連事項をすべて調べるのは後回しにし、疑問が大きい場合は質問する課題として分けておく方法もあります。
解説を読んでも分からない場合は、どう質問すればよいですか?
問題文と、自分が考えた過程を一緒に示すと、疑問の位置を伝えやすくなります。
「なぜこの選択肢が正解なのか」だけでなく、「自分はこの記述から別の選択肢を選んだ」「この用語と病態のつながりが分からない」など、止まった箇所を具体的に伝えてください。
苦手科目に取り組むと不安になり、勉強を避けてしまいます
まずは、短時間で終えられる小さな課題に分けてみましょう。
「一章終える」ではなく、「用語を一つ説明する」「誤答一問の原因を確認する」といった単位にします。学習への不安が強く、生活や睡眠にも影響する状態が続く場合は、一人で抱えず、学校の相談窓口などにも相談してください。
実習中に計画どおり勉強できなかったら、遅れをまとめて取り戻すべきですか?
未完了の課題をすべて翌日に積み上げるのではなく、優先順位を付け直しましょう。
残す課題、短くする課題、後日に回す課題を分けます。再開する最初の課題を小さく決めておくと、計画全体を作り直す負担を減らせます。
既卒生は、苦手科目の教材をすべて買い替えたほうがよいですか?
すべてを買い替える前に、情報の更新が必要か、説明が自分に合っているかを確認しましょう。
今の教材で理解と演習が進められる部分は使い、制度・統計などの変更が関わる内容は最新の資料で確認します。買い替える場合も、「何が不足しているために追加するのか」を明確にしてください。
苦手科目と得意科目の勉強時間は、何対何にすればよいですか?
全員に共通する比率は決められません。失点の内容、試験までの期間、確保できる時間に応じて調整しましょう。
苦手科目の課題を予定に入れたうえで、他分野の確認も残します。一週間ごとに、課題が進んだか、他の分野を長く放置していないかを確認してください。
苦手科目を克服できたか、どのように判断すればよいですか?
同じ問題の正解だけでなく、根拠の説明、時間を空けた確認、類題への対応を組み合わせて判断しましょう。
「科目全体を完全に理解したか」ではなく、「今回のテーマで何ができるようになったか」を確認します。できることと残る課題を分ければ、次の学習計画も具体的になります。
まとめ|苦手科目の克服は、次の一問への向き合い方から
看護師国家試験の苦手科目は、同じ方法で繰り返すのではなく、間違えた原因に合わせて学び直しましょう。まずは一つの問題から、復習方法を変えてみてください。
今日の勉強では、間違えた問題を一問選び、次の三つを書いてみましょう。
- 何を問われていたか
- 自分はなぜ間違えたか
- 次に解くために、何を確認するか
知らなかったなら基礎へ戻る。混同したなら違いを比べる。読み落としたなら確認手順を決める。状況に合う判断ができなかったなら、問題文の情報と選択肢を照らし合わせる。
苦手という言葉だけでは広すぎる課題も、このように分ければ、取り組める大きさになります。まずは「科目全体を得意にする」より、「一つの間違いを、理由を説明できる理解に変える」ことから始めていきましょう。

