看護師国家試験に落ちた後はどうする?既卒生が次回合格へ向けて進める対策

看護師国家試験に不合格だったと分かると、勉強のことだけでなく、内定先への連絡やこれからの生活まで、一度に考えなければならないように感じるかもしれません。まずは結果を確認し、必要な連絡と次回の受験手続きを整理しましょう。勉強の立て直しは、その後で大丈夫です。

次回合格に向けて大切なのは、前回より長く勉強することだけではありません。必修問題、一般問題・状況設定問題、学習を続けられなかった時期を振り返り、「次は何を変えるか」を具体的に決めることです。この記事では、不合格後の最初の行動から、既卒生の学習計画、働きながらの対策、相談先の選び方まで順に解説します。

この記事のポイント

  • 不合格が分かった後に確認したいこと
  • 内定先・卒業校への連絡と次回の出願
  • 前回の結果を次の勉強に生かす方法
  • 既卒生が学習を続けるための年間計画
  • 独学と個別指導を選ぶ目安

不合格後にまずすること

不合格後は、結果の確認、内定先・卒業校への連絡、次回出願の準備を先に整理しましょう。気持ちが落ち着かないうちに年間の勉強計画を完成させる必要はありません。まず「期限のあること」と「後から考えられること」を分けます。

合否と失点の状況を確認する

合格発表は、厚生労働省の案内に従って正式に確認しましょう。自己採点と結果が異なる可能性もあるため、速報や周囲の情報だけで進路を決めないことが大切です。

学習の振り返りでは、必修問題と一般問題・状況設定問題を分けて考えます。たとえば第115回看護師国家試験の合格基準は、必修問題が50点中40点以上、一般問題・状況設定問題が249点中166点以上で、両方の基準を満たす必要がありました。これは第115回の結果であり、次回の一般問題・状況設定問題の基準点としてそのまま使うことはできません。

自己採点、模試、過去問の記録があれば保管しておきましょう。すぐに問題を解き直すためではなく、後から「どの領域で」「どのような理由で」失点したかを整理する材料にするためです。

内定先と卒業校に連絡する

就職先の内定がある場合は、採用条件や今後の扱いを、内定先の担当者に早めに確認しましょう。不合格による対応を一律に決めつけることはできません。たとえば、不合格時には採用内定を取り消すと明示している病院もあります。

連絡するときは、結果を伝えたうえで、「内定の扱い」「今後必要な手続き」「再受験後の応募や相談の可否」を確認します。つらくて言葉がまとまらない場合は、伝える内容をメモしてから連絡して構いません。

卒業校にも、既卒者向けの国試対策、模試、教員への相談、出願に必要な証明書の発行について問い合わせてみましょう。学校ごとに対応は異なるため、「卒業したから相談できない」と決めつけず、利用できる支援を確認することが大切です。

なお、国家試験に合格して看護師免許を受けるまでは、看護師として働くことはできません。再受験までの働き方を考える場合も、職種や業務内容は採用先と確認してください。

次回の出願を忘れない

既卒生は、勉強計画と出願準備を別々に管理することが重要です。問題演習が順調でも、願書や証明書の準備を後回しにすると、締切間際に慌てることになります。

第116回看護師国家試験は、2027年2月14日(日)に実施予定です。受験書類の受付期間は2026年11月6日(金)から11月27日(金)までとされています。厚生労働省は、願書を学校・養成所から入手する方法に加え、試験運営本部事務所等へ請求する方法も案内しています。必要書類や提出方法は、自分の受験資格に該当する欄を確認してください。

願書の請求、卒業校が発行する書類、写真の確認には時間がかかる場合があります。出願の担当窓口が分からなければ、卒業校または厚生労働省の案内に記載された試験運営本部事務所へ、余裕を持って問い合わせましょう。

最初の数日は「手続き」と「休息」を分ける

不合格直後は、勉強計画を立てようとしても集中できないことがあります。それでも、連絡や出願準備の確認は必要です。やることを「今日確認する」「今週連絡する」「落ち着いてから考える」の三つに分けてみましょう。

たとえば、正式な結果と内定先への連絡は先に行い、教材選びや予備校選びは後日に回せます。信頼できる人に連絡の前に話を聞いてもらったり、連絡文を一緒に確認してもらったりするのも一つの方法です。

休むことは、再受験を諦めることではありません。期限のある手続きを見落とさないようにしながら、学習を再開するための余力も残しておきましょう。

前回の失点を分析する

再受験の勉強は、前回使った問題集を最初から解き直す前に、失点の原因を見つけることから始めます。「勉強不足だった」で終わらせず、知識・解き方・学習環境のどこに課題があったかを分けましょう。

必修問題が基準に届かなかった場合

必修問題で失点した場合は、間違いを「知識を知らなかった」「似た内容を混同した」「設問を読み違えた」に分類します。同じ不正解でも、原因が違えば、必要な復習も変わるためです。

たとえば感染対策の問題を間違えたなら、正解だけを覚えるのではなく、標準予防策と感染経路別予防策の違いを説明できるか確認します。制度や数値で迷うなら、対象者・目的・条件を比較表にまとめると、混同した箇所を見つけやすくなります。

既卒生は、授業で定期的に基礎を確認する機会が減ることもあります。必修問題を短時間でも継続し、間違えたテーマへ戻る仕組みを作りましょう。ただし、必修だけに学習を集中させず、一般問題・状況設定問題にも触れ続けることが必要です。

一般問題・状況設定問題が足りなかった場合

一般問題の点数が不足した場合、「成人看護学が苦手」のような大きな分類では、次に何をするか決めにくくなります。「循環器の病態」「薬剤の作用と副作用」「社会保障制度の対象者」といった、復習できる大きさまで分けてください。

状況設定問題で失点した場合は、知識不足だけでなく、患者情報の読み取りや対応の優先順位に課題がないかも確認します。問題を解き直す際は、次の順序を試してみましょう。

  1. 患者の状態と治療経過を整理する。
  2. 異常や変化を示す情報を見つける。
  3. 問われているのが観察・対応・説明のどれかを確認する。
  4. 選択肢を選んだ根拠と、選ばなかった理由を説明する。

答えの番号を覚えるだけでは、別の事例で再び迷うことがあります。「何を手がかりに判断したか」を言葉にすることを復習の目標にしましょう。

勉強が止まった時期も振り返る

前回の不合格は、知識だけが原因とは限りません。実習、就職活動、アルバイト、体調、気持ちの落ち込みなどが重なり、勉強を続けにくかった時期もあるでしょう。

次のような表を作り、前回と今回で変えられることを考えます。

振り返ること確認する質問次回の対策例
知識毎回間違えた領域はどこかテーマを細分化して基礎から復習する
復習問題を解いた後、何をしていたか誤答の理由と解き直す日を記録する
計画勉強が止まったのはいつか忙しい週の最低限の課題を決める
質問分からないことを誰に聞けたか卒業校や講師への相談先を確保する
生活働く時間と学習時間は両立したか勤務日と休日で別の計画を作る

この振り返りは、自分を責めるためのものではありません。次の一年で同じ壁にぶつかったとき、別の行動を取れるようにするための準備です。

「何点足りなかったか」だけで判断しない

合格基準までの差は大切な情報ですが、差が小さかったことだけを根拠に「前回と同じ勉強でよい」と決めないようにしましょう。必修の数問が不安定だったのか、特定領域に大きな穴があったのか、時間切れで解けなかったのかによって対策は異なります。

反対に、点数差が大きかった場合も、一度に全科目をやり直そうとすると計画が続きにくくなります。まずは必修の基礎と、一般・状況設定で繰り返し失点したテーマを見つけ、取り組む順番を決めましょう。

前回の基準点は、次回の目標を考える参考にはなります。ただし、一般問題・状況設定問題の合格基準は実施回によって異なるため、「去年の基準を超えれば十分」とは考えず、安定して得点できる力を目指すことが大切です。

既卒生の勉強計画

既卒生の国試対策は、学校の時間割をそのまま再現するより、生活の中で続けられる計画を作ることが重要です。基礎の立て直し、問題演習、模試による確認、直前期の弱点補強を段階的に進めましょう。

最初の1か月は「現在地」をつかむ

学習を再開したら、まず前回の自己採点や模試結果、使った教材を集めます。記録がない場合は、必修問題と一般問題・状況設定問題をそれぞれ解き、今の理解度を確認しましょう。

この段階で全範囲を完璧にする必要はありません。優先したいのは、次の三つです。

  • 必修問題は、どのテーマで不安定になるか。
  • 一般問題は、どの領域の基礎が抜けているか。
  • 状況設定問題は、知識と読み取りのどちらでつまずくか。

教材も一度整理します。前回使った教材が合っているなら、すべて買い替える必要はありません。ただし、制度や出題基準に関わる内容は、受験する回に対応しているか確認しましょう。

中盤は「基礎→演習→解き直し」を回す

苦手テーマが分かったら、問題だけを繰り返すのではなく、分からなかった理由に合わせて基礎教材へ戻ります。たとえば循環器で失点したなら、病態を確認し、症状・検査・治療・看護をつなげてから類題を解きます。

学習の流れはシンプルです。

  1. 週に扱う苦手テーマを一つか二つ決める。
  2. 基礎を確認して問題を解く。
  3. 間違えた理由を記録する。
  4. 時間を空けて解き直す。
  5. 週末に、次週も続けるテーマを選ぶ。

問題集を何冊終えたかより、「以前は迷った問題の根拠を説明できるようになったか」を確認しましょう。

模試を受けたら計画を修正する

模試は判定を受け取って終わりにせず、次の数週間で何を変えるかを決めるために使います。前回より総合点が伸びなくても、必修が安定した、特定領域の正答率が改善したなど、内訳には変化が見えることがあります。

模試の復習では、不正解だけでなく「正解したが迷った問題」も確認してください。誤答を知識不足・混同・読み違い・時間配分に分ければ、次の学習内容を決めやすくなります。

判定だけで「また落ちる」と決めつける必要はありません。一方で、点数が改善しない領域を放置せず、必要であれば教員や国試対策に詳しい指導者へ相談しましょう。

働きながら勉強する場合

生活費を得ながら再受験を目指す場合は、毎日同じ時間の勉強を求めない方が続けやすいことがあります。勤務日には必修問題や誤答の確認を短時間、休日には基礎の学び直しとまとまった演習、というように役割を分けます。

たとえば、次のような一週間から始められます。

日の種類学習の例目的
勤務日必修問題を数問、前日の誤答を確認学習を途切れさせない
余裕のある勤務日苦手テーマを一つ復習し、関連問題を解く基礎と演習をつなぐ
休日一般・状況設定問題の演習、模試の復習まとまった課題に取り組む
週末の短い時間進捗確認と翌週の課題設定計画を修正する

仕事量が変わる可能性があるなら、「最低限行う課題」と「余裕がある日に進める課題」を分けておきましょう。休息まで削って予定を埋めるのではなく、翌週も続けられる計画を優先してください。

直前期は苦手を絞り込む

試験が近づいたら、学習範囲を際限なく広げるより、必修で繰り返し迷うテーマ、模試で何度も落とした領域、状況設定問題での読み取りを確認します。新しい教材を追加するときも、「今の教材では何を補えないのか」が説明できる場合に限ると判断しやすくなります。

第116回の試験日と出願日程は厚生労働省が公表しています。受験票、試験会場、持ち物などの案内も確認し、学習だけでなく当日の準備を進めましょう。

受験までを四つの期間に分ける

年間計画を作るときは、毎月の問題数を先に決めるより、目的の異なる期間に分けると整理しやすくなります。今から第116回を目指す場合は、残りの期間に合わせて各段階の長さを調整してください。

期間主な目的確認すること
再開直後前回の失点と生活上の課題を整理する必修・一般・状況設定の現在地
基礎の立て直し苦手テーマの理解を補う解説を自分の言葉で説明できるか
演習と修正過去問・模試から弱点を更新する同じ失点を繰り返していないか
直前期誤答の解き直しと試験準備をする必修の安定、手続き、体調管理

これらは固定された月割りではありません。仕事や家庭の事情で計画が遅れた場合も、「今どの目的に取り組んでいるか」に戻れば、次の一週間の課題を決め直せます。

教材は「増やす理由」を決めて選ぶ

再受験では、「前回の教材を使ったから落ちた」と感じ、新しい参考書を何冊も買いたくなることがあります。しかし、教材を替えるだけでは、復習の仕方や理解の浅さは変わりません。

まず、手元の教材を「基礎を調べるもの」「問題を解くもの」「誤答を見返すもの」に分けてみましょう。不足している役割がある場合に、追加する教材を検討します。制度や数値など更新され得る内容は、古い教材だけで判断せず、受験する回の出題基準や新しい資料を確認してください。

毎週、成果と負担の両方を見る

既卒生は、学校の定期試験のように学習の区切りを作りにくいことがあります。週に一度、必修の正答状況、解き直せた問題、苦手テーマの理解に加えて、「今の学習量を来週も続けられるか」を確認しましょう。

計画を守れなかった週は、努力が足りないと決めつけず、課題が大きすぎたのか、勤務や生活上の予定が変わったのかを見直します。学習量を調整しながら続けることも、再受験の対策です。

仕事と生活を整える

再受験までの働き方は、収入だけでなく学習時間や心身の負担にも関わります。「何時間勉強すべきか」を決める前に、働く条件、生活費、相談できる環境を一緒に整理しましょう。

仕事を探すときは業務と勤務条件を確認する

看護師免許を受ける前は、看護師としての業務を行う前提で仕事を選ぶことはできません。医療機関などで別の職種を検討する場合も、職種名だけで判断せず、担当する業務、必要な資格、勤務時間を採用先に確認しましょう。

再受験を予定していることを伝える場合は、試験前に勤務を調整できるか、模試や試験日の予定と両立できるかも確かめます。勤務を増やしすぎて学習が続かなくなれば、当初の目的と合わなくなる可能性があります。

生活費と受験費用を分けて考える

働きながら学ぶか、勉強に専念するかは、家庭や経済状況によって異なります。どちらかを一律に勧めるのではなく、毎月の生活費、出願・交通費、教材費、講座を利用する場合の費用を分けて見積もりましょう。

予備校や個別指導を検討するときは、広告に載っている月額だけでは判断できません。入学時の費用、必要な受講回数、受講期間、教材費などを含めて、試験までの総額を確認してください。日本看護アカデミーも、料金は対策内容や受講頻度などによって異なり、無料相談でプランと費用を案内するとしています。

気持ちがつらいときは相談先を確保する

不合格後に、友人の合格報告を見たり、以前の同級生と自分を比べたりして、勉強に向き合いにくくなることもあります。そのようなときは、問題数を増やす前に、話せる相手を一人決めておきましょう。

家族や友人だけでなく、卒業校の教員、再受験を支援する指導者なども相談先になり得ます。学習の相談と気持ちの相談を、同じ相手にすべて任せる必要はありません。心身のつらさが強く、生活に支障が出ている場合は、勉強計画よりも適切な相談や受診を優先してください。

独学か相談かを選ぶ

再受験に個別指導が必須というわけではありません。自分で失点原因を分析し、計画を立て、分からないことを解決できるなら独学も選択肢です。一方、前回と同じ方法を続けても改善が見えない場合は、第三者と学習方法を見直す価値があります。

独学を続けやすい人

独学に向いているのは、過去問・模試から苦手を特定でき、週ごとの学習計画を修正しながら続けられる人です。質問が必要なときに卒業校などへ相談でき、誤答を解き直す習慣があることも助けになります。

「既卒だから必ず予備校に通うべき」と考える必要はありません。何が自分でできて、何に支援が必要かを先に分けましょう。

個別指導を検討する目安

次のような場合は、個別指導や学習相談が役立つ可能性があります。

  • 必修問題が安定せず、どの基礎に戻るべきか分からない。
  • 解説を読んでも、同じテーマで繰り返し間違える。
  • 状況設定問題で、患者情報と看護の優先順位を整理できない。
  • 前回の不合格原因を、自分だけでは切り分けられない。
  • 仕事と両立する計画を立てても続かない。
  • 卒業後、気軽に質問できる相手がいない。

日本看護アカデミーは、既卒生・再受験者にも対応すると案内しています。個別指導コースでは、学習状況と生活リズムの確認、1対1の指導、模試結果に応じた計画の見直しを掲げ、必修・一般・状況設定問題を扱っています。これは同校の公開情報に基づく説明であり、受講が合格を保証するという意味ではありません。

相談する際は、前回の結果、模試の成績、現在の勤務予定を持参し、次の点を確認しましょう。

  • 前回の失点原因をどのように分析するか。
  • どの領域を、いつまでに学び直すか。
  • 授業以外の自習量はどの程度必要か。
  • 模試後に計画をどう変更するか。
  • 対面・オンラインの受講時間と振替条件は何か。
  • 入学金、授業料、教材費などを含む想定総額はいくらか。

同校の個別指導コースは料金が指導メニューにより異なり、詳細は無料相談で案内するとしています。月額の最低料金だけで判断せず、必要な回数と期間を含めた総額で検討しましょう。

今日決めるのは一つでよい

不合格後のすべてを、今日中に決めなくても大丈夫です。まずは「内定先へ確認する」「卒業校へ連絡する」「次回出願の予定を控える」のうち、期限が近いことを一つ進めましょう。

学習を始める日には、前回の結果を見ながら、最も不安なテーマを一つ書き出します。そこから基礎を確認し、問題を解き、間違えた理由を残していけば、次回へ向けた勉強は動き出せます。

よくある質問

不合格後に必要な手続きと、既卒生の勉強の進め方を分けて回答します。採用条件や出願書類は人によって異なるため、個別の条件が関わることは内定先・卒業校・厚生労働省の案内でも確認してください。

看護師国家試験に落ちたら、最初に何をすべきですか?

正式な合否を確認し、内定先がある場合は採用担当者へ、卒業校には出願や学習支援について連絡しましょう。前回の成績分析は大切ですが、まず期限のある連絡と手続きを優先して構いません。

不合格になると内定は必ず取り消されますか?

必ず同じ扱いになるわけではありません。採用条件や医療機関の方針によって対応が異なり、不合格時の内定取消しを明示している病院もあります。自分の内定先へ結果を伝え、今後の扱いを直接確認してください。

既卒でも次回の看護師国家試験を受験できますか?

卒業した養成課程など、所定の受験資格に該当する方は、既卒でも出願を検討できます。必要書類は受験資格の区分によって異なります。受験する回の厚生労働省の案内と、卒業校が発行する証明書を確認しましょう。

再受験の願書はどこで入手できますか?

第116回について厚生労働省は、学校・養成所で入手する方法に加え、看護師国家試験運営本部事務所等へ請求する方法を案内しています。配布時期、請求方法、提出期限を公式案内で確認し、早めに準備しましょう。

必修問題で不合格になった場合は、何から勉強すべきですか?

まず、前回の必修問題の誤答を「知識不足」「似た内容の混同」「問題文の読み違い」に分けましょう。失点が集中する基礎テーマを見つけ、根拠を確認してから類題を解き直します。一般問題・状況設定問題の学習も完全には止めず、並行して進めることが大切です。

既卒生は独学と予備校のどちらがよいですか?

自分で苦手を分析し、学習計画を修正し、質問先を確保できるなら独学も選択肢です。同じ失点を繰り返す、解説を読んでも理解できない、働きながら計画を維持しにくい場合は、個別指導や学習相談を検討するとよいでしょう。利用する場合は、必要な支援と総額を先に確認してください。

働きながら次回合格を目指せますか?

働きながらの再受験では、勤務日と休日で学習内容を分け、継続可能な計画を作ることが重要です。勤務日は短い問題演習と誤答確認、休日は基礎の復習とまとまった演習に充てるなど、勤務形態に合わせて調整しましょう。

再受験では、前回の教材を買い替えるべきですか?

すべてを買い替える必要はありません。前回の教材で根拠まで理解して復習できるなら、使い続ける方法があります。一方、解説が自分に合わない、必要な分野が不足している、制度などの情報が古い場合は、目的を決めて見直しましょう。

一度落ちると、次回も不利になりますか?

前回不合格だったという事実だけで、次回の合否が決まるわけではありません。大切なのは、前回の失点原因と学習が止まった理由を具体的に振り返り、問題の解き方と学習環境を変えることです。判定や周囲との比較より、自分が改善できる課題に目を向けましょう。

第116回看護師国家試験はいつですか?

試験日は2027年2月14日(日)です。出願書類の受付期間は2026年11月6日(金)から11月27日(金)までと厚生労働省が案内しています。既卒の方は願書と必要な証明書の準備を早めに進め、手続きの詳細を公式案内で確認してください。

内定先には、どのように不合格を伝えればよいですか?

まず採用担当者へ連絡し、氏名と採用予定の職種を伝えたうえで、国家試験の結果と今後の手続きについて相談したい旨を簡潔に伝えましょう。何を話すか迷う場合は、「内定の扱い」「提出すべき書類」「今後の応募について相談できるか」を事前にメモしておくと落ち着いて確認できます。採用上の扱いは、内定先の条件に従って判断してください。

看護師免許がない間、病院で働くことはできますか?

看護師として働くには、国家試験への合格と免許が必要です。一方、病院に看護師以外の職種で採用されるかどうかは、募集条件や担当業務によって異なります。職種名、必要資格、実際に任される業務を採用先に確認してください。

卒業校には、何を相談できますか?

卒業校には、次回出願に必要な証明書の発行に加え、既卒者向けの模試、国試対策、教員への相談を利用できるか確認してみましょう。利用できる支援は学校ごとに異なるため、窓口や申込期限まで問い合わせると、今後の計画を立てやすくなります。

前回の点数が分からない場合、どうやって勉強計画を立てますか?

前回の自己採点や成績資料が残っていなければ、現在の理解度を調べるところから始めましょう。必修問題と一般問題・状況設定問題をそれぞれ解き、「知らない知識」「混同した内容」「問題文を読み違えた箇所」に分けます。過去の点数を思い出すことより、今の課題を具体的にすることが重要です。

一般問題・状況設定問題で不合格だった場合は、何を優先しますか?

一般問題は、正答率の低い領域を疾患や制度などの小さなテーマに分けて学び直します。状況設定問題では、患者情報の整理、設問の意図、看護の優先順位のどこでつまずいたかを確認しましょう。必修問題も定期的に解き、基礎を維持しながら進めます。

再受験では模試を何回受けるべきですか?

回数に一律の正解はありません。現在地を測り、勉強方法を修正するために受けた模試を、復習まで終えられるかで判断しましょう。模試を受けるたびに同じ領域を落としているなら、次の模試を増やす前に、その領域の基礎と誤答を見直す方がよい場合もあります。

仕事をしながら勉強するとき、毎日長時間必要ですか?

毎日同じ長さの勉強時間を確保する必要はありません。勤務日は必修問題や誤答の確認など短い課題、休日は基礎の学び直しと問題演習など、時間に応じて役割を分けてみましょう。大切なのは、仕事が忙しい日でも続けられる最低限の課題を決めておくことです。

再受験の勉強をいつ始めればよいですか?

不合格が分かった直後に、無理に長時間勉強を再開する必要はありません。ただし、内定先への連絡や出願準備など、期限のあることは先に確認しましょう。気持ちが落ち着いたら前回の失点と生活上の課題を振り返り、現在地を確かめてから継続できる計画を立てます。

既卒生向けの個別指導では、何を相談すればよいですか?

前回の受験結果、模試、苦手分野、勤務予定をもとに、「不合格原因をどう見立てるか」「自習と授業をどう分担するか」「模試後にどう計画を修正するか」を質問しましょう。料金は月額だけでなく、入学時の費用や教材費を含む想定総額を確認してください。日本看護アカデミーは既卒生・再受験者への対応と、個別のカリキュラム作成を案内しています。

再受験に予備校は必須ですか?

必須ではありません。独学で苦手分析、計画の修正、質問先の確保ができるなら、その方法を続ける選択肢があります。一方、前回と同じ分野で失点し続ける、勉強が止まりやすいなど、自力で解決しにくい課題がある場合は、卒業校や予備校の支援内容を比較してみましょう。

不合格の後に必要なことは、すべてを一度にやり直すことではありません。まず期限のある連絡と出願を確認し、次に前回の失点と学習環境を振り返る。その順番で、一つずつ進めていきましょう。

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