東京アカデミーと日本看護アカデミーを徹底比較【料金・合格率・サポート】
看護師国家試験に合格したいと思ったとき、多くの受験生が候補に挙げるのが東京アカデミーのような大手予備校と、少人数・個別指導を強みにした専門校です。
この記事では、その代表例として東京アカデミーと日本看護アカデミーを取り上げ、「料金」「合格への道のり」「サポート体制」という3つの軸からじっくり比較していきます。
起承転結を意識して、次の流れで話を進めます。
- まずはそれぞれの特徴をざっくり把握
- 料金とカリキュラムを具体的に比較
- 合格までのサポート・学び方の相性と直前対策を深掘り
- 「どんな人にどちらが向いているか」を整理
東京アカデミー・日本看護アカデミーはどんな予備校か
東京アカデミーの全体像
東京アカデミーは、看護師国家試験だけでなく、公務員試験や教員採用試験など幅広い試験対策に対応している大手予備校で、看護師国家試験対策では通学講座・オンライン講座・通信講座・模擬試験などを展開しています。
公式サイトでは、看護師国家試験対策講座を各教室またはオンラインで受講できると案内しており、通年講座(教室対面)や通年講座(オンライン)、通信講座など、学習スタイルに合わせた複数の選択肢が用意されています。
また、東京アカデミーは全国に教室網を持ち、通年講座では学習計画や成績分析の相談も行われているため、「大手ならではの情報量や学習ペースづくりに魅力を感じる人」に向いていると考えられます。
日本看護アカデミーの全体像
日本看護アカデミーは、看護師国家試験対策や看護学校受験対策に特化した予備校で、完全個別指導を軸に、一人ひとりに合わせた指導を行うスタイルを強みとして打ち出しています。
大きな特徴は、「集団に合わせた授業」ではなく、「受講生一人ひとりの学力や状況に応じて学習内容を組み立てる」という点にあります。
そのため、基礎から学び直したい人や、集団授業では質問しにくい人、学習計画まで含めて伴走してほしい人にとって、比較対象として十分に検討する価値のある選択肢です。
二つの学校の立ち位置の違い
両校の大きな違いは、「全国展開の大手予備校で、講義や模試を軸に学ぶか」「完全個別指導で、自分専用の学習プランを作ってもらうか」という学び方の違いにあります。
- 東京アカデミー:大手、通学・オンライン・通信の選択肢が広い、模試や通年講座が強み
- 日本看護アカデミー:看護特化、マンツーマン完全個別指導、1対1の完全オンライン対応、苦手分析や個別最適化が強み
この違いを踏まえると、どちらが良いかは「ブランドの大きさ」よりも、「自分に合う学び方はどちらか」で決まる部分が大きいと言えます。
料金とカリキュラムを比較する
東京アカデミーの料金イメージ
東京アカデミーの通年講座(教室対面)では、230時間・180時間・130時間など、講義時間数ごとに複数コースが用意されており、基礎からしっかり対策できる構成になっています。
オンライン通年講座でも、Zoomによるリアルタイム配信やオンデマンド講座が案内されており、教室通学が難しい人でも継続しやすい選択肢があります。
通信講座では、学習用教材と演習問題を中心にした構成で、課題添削形式の講座として提供されており、質問サポートとしてSOSカードも用意されています。
つまり東京アカデミーは、「時間数の多い通年講座でしっかり学ぶ」「オンラインで継続する」「通信で効率よく進める」といった複数の受講パターンを選べるのが特徴です。
日本看護アカデミーの料金の考え方
日本看護アカデミーは完全個別指導が前提になるため、時間単価だけを見ると、集団授業型よりも高く感じる可能性がありますが、その分「合格まで逆算した個別カリキュラム」「弱点分析」「学習管理」まで含めた価値で比較する必要があります。
特に、学習時間そのものよりも、「どこを優先して学ぶべきか」「どこは後回しで良いか」といった取捨選択の精度が合否に影響しやすい人にとっては、個別指導のメリットが大きくなります。
料金を見るときは、単純な授業料だけでなく、質問対応、学習計画、弱点管理、直前期のフォローなどを含めて総合的に判断することが大切です。
料金を見るときのチェックポイント
- 受講時間数はどれくらいか
- 授業形式は大人数講義か個別指導か
- 模試や教材が含まれているか
- 質問対応や面談サポートがあるか
- 通学・オンライン・通信など、生活スタイルに合うか
東京アカデミーでは、通年講座の面談で成績分析や学習計画の相談もできると案内されており、大手予備校でありながら相談機能も持っています。
一方で、日本看護アカデミーは最初から個別最適化を前提にしているため、「時間数の多さ」よりも「自分に必要な学習ができるか」を重視したい人に向いています。
合格までのサポート・学び方の相性と直前対策
日本看護アカデミーの個別指導カリキュラム
① スタート時:現状分析と学習の優先順位づけ
日本看護アカデミーの個別指導では、最初に「今どこでつまずいているか」を細かく確認し、合格ラインまでの差を明確にするところから始める考え方が合っています。
ここでは、模試の結果、過去の成績、苦手分野、生活状況などを踏まえながら、何を優先して学ぶべきかを整理していく流れが自然です。
- 必修・一般・状況設定ごとの得点状況の確認
- 基礎看護・解剖生理など頻出基礎の理解度チェック
- 仕事や学校との両立状況の確認
個別指導の強みは、ここで「全部を均等にやる」のではなく、「この人はまず何から手を付けるべきか」を具体的に決められることです。
② 中盤:頻出分野から点になる順に積み上げる
現状分析が終わると、個別カリキュラムでは、出題頻度が高く得点に直結しやすい分野から順に固めていく設計がしやすくなります。
- 解剖生理
- 基礎看護学
- 老年看護
- 成人・小児・母性の基本的な病態理解
この段階では、単なる知識のインプットだけでなく、「国家試験でどう問われるか」を意識しながら、過去問や類題を通じて得点力につなげていく流れが重要です。
③ 後半:模試や演習結果を使って弱点だけを叩く
基礎の整理が終わった後は、模試や演習で見えた弱点を分析し、「なぜ落としているのか」を個別に詰めていくフェーズに入ります。
- 模試や過去問演習を行う
- 失点の多い分野やパターンを抽出する
- 知識不足か、問題文の読み違いか、時間配分の問題かを切り分ける
- 同じパターンを再演習して定着させる
集団授業では全体平均に合わせて進む場面が多いですが、個別指導では「その人にだけ必要な修正」に時間を割けるのが大きな違いです。
④ 日々の学習管理:やるべきことを具体化する
個別指導の価値は授業そのものだけでなく、「次の授業までに何をどこまでやるか」を具体化しやすいことにもあります。
- 週ごとの学習範囲を細かく設定する
- 平日・休日の時間配分を現実的に決める
- 達成状況に応じて次週の計画を調整する
看護師国家試験は範囲が広いため、「何をやるか」以上に「何を今はやらないか」を整理できるかどうかが継続力に直結します。
東京アカデミーのサポートと学び方
東京アカデミーの通年講座では、週1日コースや週2日コースなど、学習ペースを作りやすい講座構成が用意されており、基礎の確認から演習までを計画的に進められるよう設計されています。
また、通年講座の面談では、成績表の見方、学習計画、学習すべき科目、講座や出願に関することなどを相談できると案内されており、大手予備校でありながら面談機能も備えています。
「授業と模試でペースを作りたい」「ある程度まとまった講義時間の中で体系的に学びたい」「全国規模の中で自分の位置を確認したい」という人には、東京アカデミーのスタイルが合いやすいでしょう。
看護師国家試験「直前対策」の違い
① 東京アカデミーの直前対策イメージ
東京アカデミーでは、通年講座の後半や直前講座、通信講座の教材などを通じて、本試験に必要なポイントを絞って復習できる構成が用意されています。
通信講座では、国家試験合格に的を絞ったオリジナル教材と演習問題を用い、SOSカードによる質問フォローを組み合わせることで、直前まで効率よく学びやすい設計になっています。
- 本試験を意識した演習問題で総仕上げしやすい
- 重要ポイントをまとめて復習しやすい
- 全国規模の講座・模試との組み合わせで位置確認がしやすい
基礎がある程度できていて、直前期は「抜け漏れ確認」と「問題演習量の確保」に集中したい人には、こうした大手予備校型の直前対策が相性の良い選択肢になります。
② 日本看護アカデミーの直前対策イメージ
日本看護アカデミーのような個別指導型では、直前期に「全員同じ内容をこなす」というより、「その人の弱点と残り時間に合わせて何を優先するか」を一緒に決めるアプローチが取りやすいのが強みです。
- 必修の取りこぼしチェック
- 模試や演習で危うい分野だけを再確認
- 前日・当日の過ごし方まで含めて行動レベルで整理
直前期は、やることを増やすより「何を削るか」「何を優先するか」の判断が重要になるため、自分で取捨選択するのが苦手な人には個別指導型の仕上げが向いています。
③ どちらの直前対策が合うかの目安
- 東京アカデミー型が合う人:基礎はほぼ仕上がっていて、演習と総整理を重視したい人
- 日本看護アカデミー型が合う人:直前でも不安分野が多く、優先順位づけまで伴走してほしい人
どちらが優れているというより、「今の自分の学力と不安の種類」によって、必要な直前対策は変わってきます。
どんな人にどちらが向いているか
東京アカデミーが向いている人
- 通学できる距離に校舎がある人
- ある程度の基礎があり、講義と模試でペースを作りたい人
- 大手予備校の教材や全国模試に安心感がある人
- 通年講座やオンライン講座で計画的に進めたい人
こうした条件に当てはまる人にとって、東京アカデミーは「通学やオンラインでしっかり積み上げたい人向けの王道の選択肢」と言えます。
日本看護アカデミーが向いている人
- 基礎からやり直したい人
- 集団授業では質問しにくい人
- 学習計画や進捗管理まで相談したい人
- オンラインでも1対1で進めたい人
- 弱点分析から直前対策まで個別に見てほしい人
こうしたニーズが強い人にとって、日本看護アカデミーのような完全個別指導型の予備校は、有力な候補になります。
両方を組み合わせるという考え方もある
東京アカデミーと日本看護アカデミーは、必ずしも二者択一で考える必要はありません。
- 全国模試は東京アカデミーを利用する
- 弱点補強や直前の仕上げは個別指導を活用する
このように、それぞれの強みを組み合わせる考え方も十分に現実的です。
最後に:まずは「今の自分の位置」を知るところから
予備校選びで迷ったときは、ブランドの大きさや料金だけでなく、「今の自分に必要な学び方は何か」を整理することが先決です。
- 自分の今の学力
- 勉強の進め方の癖
- 通学できるかどうか
- どれくらいの期間でどこまで伸ばしたいか
とくに日本看護アカデミーでは、無料相談や体験授業で現状分析までは気軽に相談できるため、「まずは自分の弱点と合格までの距離を知る」という第一歩として活用しやすい導線があります。
具体的なコース例と受講イメージ(事例)
ここからは、比較ポイントをより具体的にイメージしやすいように、コース例と受講イメージを紹介します。
比較のためのコース名イメージ
東京アカデミー側
- 東京アカデミー 看護師国家試験 通年対策コース(通学)
週1〜2回の通学授業+年間カリキュラム+模試+テキスト - 東京アカデミー 看護師国家試験 通年オンラインコース
オンライン授業+学習相談+模試 - 東京アカデミー 看護師国家試験 直前総まとめ講座
重要ポイント総整理+演習中心の短期講座 - 東京アカデミー 看護師国家試験 通信講座
教材・演習問題・課題添削・SOSカード質問を活用する自宅学習型コース
日本看護アカデミー側
- 日本看護アカデミー 完全個別 国試通年プログラム
マンツーマン授業+個別カリキュラム+学習管理 - 日本看護アカデミー オンライン個別 国試対策コース
オンライン1対1授業+進捗確認+弱点管理 - 日本看護アカデミー 国試直前 個別仕上げコース
直前期の弱点分野を集中補強する個別指導 - 日本看護アカデミー 看護学校受験 個別総合コース
学科対策に加えて面接や小論文も含めたサポート型コース
事例1:基礎はある程度できていて、直前期に一気に仕上げたい(東京アカデミー型)
Aさん(現役専門学校3年生)は、学校の授業と自習で基礎は一通り終わっていたものの、「本番レベルの演習量が足りない」と感じていました。
そこで、夏以降に東京アカデミーの通年講座タイプの学習スタイルを選び、週1回の講義と模試を活用して実戦経験を増やしました。後半は重要ポイントの総整理に時間を使い、本番前の1か月は復習中心に切り替えました。
結果として、必修・一般・状況設定のいずれも安定して得点できるようになり、「本番を意識した演習量を確保できたことが大きかった」と感じたケースです。
事例2:働きながらの再受験で、基礎からやり直したい(日本看護アカデミー型)
Bさん(20代後半・社会人)は、一度国家試験に不合格となり、働きながら再挑戦することを決めました。
シフト勤務で通学が難しかったため、日本看護アカデミーのオンライン個別指導型の学習スタイルを選び、最初に模試結果と理解度を分析してもらったうえで、解剖生理と基礎看護学を優先する方針でスタートしました。
週ごとの学習計画を講師と一緒に調整し、直前期は弱点だけを集中補強したことで、無理なく再受験に備えられたケースとしてイメージしやすいでしょう。
事例3:模試は大手、弱点補強は個別でハイブリッドに使う
Cさん(看護専門学校3年生)は、「模試は全国規模で受けたいが、授業は自分に合わせて受けたい」と考えていました。
そこで、模試は東京アカデミー型の全国模試を利用しつつ、日々の学習と弱点補強は日本看護アカデミー型の個別指導で進めるハイブリッドな方法を選びました。
模試結果をもとに次回授業のテーマを調整することで、「全体の中での位置確認」と「自分専用の弱点補強」を両立できたケースです。
よくある疑問に答えるQ&A
Q1. 東京アカデミーと日本看護アカデミー、どちらが安いですか?
A. 単純な時間単価や講義時間数だけを見ると、集団講義型の東京アカデミーの方が抑えやすいケースがありますが、個別指導型の日本看護アカデミーは、学習管理や弱点分析まで含めて考える必要があります。
そのため、「いくらか」だけでなく、「その金額で何をしてもらえるか」で比較するのが重要です。
Q2. 基礎に自信がないのですが、どちらのスタイルが向いていますか?
A. 基礎から学び直す必要があるなら、進度を柔軟に調整しやすい個別指導型が向きやすいです。
一方で、基礎はある程度できていて、演習量やペースづくりを重視したい場合は、東京アカデミーの通年講座や模試活用が相性の良い選択肢になり得ます。
Q3. 働きながらでも通えますか?
A. 東京アカデミーには教室対面だけでなくオンライン講座や通信講座もあり、学習スタイルの選択肢は広いです。
ただし、毎週決まった時間に通学するのが難しい場合は、個別に時間調整しやすいオンライン個別指導型の方が続けやすい人もいます。
Q4. 直前期だけ個別指導を使うのはありですか?
A. 直前期だけ個別指導を活用して、弱点分野の絞り込みや優先順位づけを行う考え方は十分に現実的です。
通年では大手予備校型の講座や通信教材を使い、最後の1〜2か月だけ個別で仕上げる方法は、時間と予算を効率よく使いたい人に向いています。
Q5. まず何から相談すればいいか分かりません……
A. まずは、今の学校の成績、模試の結果、苦手科目、勉強に使える時間など、分かる範囲の情報を整理しておくと相談しやすくなります。
日本看護アカデミーでは、無料相談や体験授業で現状分析までは気軽に相談できるため、「自分の弱点と合格までの距離を把握する場」として活用しやすいでしょう。

